損をしない為のダイヤモンドの知識

4Cの基準

4Cというのは、ダイヤモンドの規格です。ここでは、どんな規格かお話してみます。
カラット
通常、グレーデングレポートには1/100カラットまたは、1/1000カラットで表示(例0.32ct,0.327ct)されています。これは1/1000カラット表示の電子秤で計った結果をどう表示するかの差です。基本的には、1/1000カラット台の数字は秤によって誤差が出ますので、ダイヤモンドのお値段の計算は、1/100カラットで計算すべきかと思います。つまり1/1000台の数字を気にするのは、あまり意味がないと考えて下さい。
カット

 カットの評価は、ラウンド・ブリリアントカットの各部分の比率、角度等によって決まります。尚この規格には、各部分の規格に幅が有ります。つまりエクセレントカットいえども、単一の形ではありません。ここの所は、良いダイヤモンドを選ぶ上で非常に大切なので覚えておいて下さい。

 実際にカットの評価するには、プロポーションスコープと呼ばれる機械に検査するダイヤモンドをセットして評価します。近ごろでは、この評価自体も連動したコンピューターによって評価される場合が多いようです。
 現在、日本で一般的に使われている規格はあくまでも日本だけの規格で、国際的規格ではありません。現在、私の知る限りカットの評価をしているのは、日本のAGL加盟の鑑別会社と、ベルギーのHRDだけだと思いますが、規格は違います。アメリカのGIAも近い事はしておりますが、正式化されていませんし、日本の規格とは少し違います。日本でアメリカ形式の規格を採用しているのは、GIAジャパン(AGT)のみで、日本で販売されているダイヤモンドほとんどは、AGLの形式が採用されています。
カラー

日本の場合、アメリカGIAの規格にあったマスターストン、つまり基準となるダイヤモンドのセットが、AGLの認定の元、AGL加盟の鑑別会社に配付されており、これが、色見本となります。
 ダイヤモンドは、天然の物ですからデジタル的に色が別れているわけではありません。あくまでもアナログ的に色は存在します。そこでマスターストンというのは、D,E,F,G・・・・という各カラーのセンターの色をしたダイヤモンドのセットという形態をとっています。
 実際には、検査するダイヤモンドをマスターストンの間に置き、前後のマスターストンと上記カット側面図のパビリオン部を見比べてカラー評価をする方法をとります。
 色は、光の環境によって、見え方が違ってきますので、通常はデイライトと呼ばれる、人工の光の下で検査されます。

クラリティー

 ダイヤモンドの上面、側面、下面から倍率が10倍で、高い解像力を持つ専用ルーペ、叉は専用顕微鏡で外部、内部を検査し評価します。基準としては、下記のようになります。
  
IFL(インターナリーフローレス)
 熟練者が上記のルーペ等で検査して、内部に何も発見できず、外部に再研摩して消してもカラット数に影響が出ない程度の微かなナチュラル(ダイヤモンドの天然の地肌)等が有る物
  
VVS1
 熟練者が上記のルーペ等で検査して、発見するのが非常に困難な位小さな物で、位置的にも発見するのが非常に難しい所に有る。
 
 VVS2
 VVS1同様、、発見するのが非常に困難な物では有るが、VVS1よりは発見が安易な物。
  
VS1
 熟練者が上記のルーペ等で検査して、よく注意すれば発見出来る物で、位置的にもわかりにくい所に有る物。
  
VS2
 熟練者が上記のルーペ等で検査して、安易に発見出来るが、肉眼では発見できない物。
  
SI1
 上記のルーペ等で検査して、安易にいくつか発見出来る物。
  
SI2
 視力の良い人だけが、やっと肉眼で発見出来る程度のもの。
  
I1
 たんねんに色々な角度から見れば、肉眼で発見出来るものから、簡単に発見できるものまで幅があります。発見しずらいものを、ライトピケと呼ぶ場合もあります。
  
I2
 誰が見てもあきらかに内包物がはっきり確認出来る。この下に
I3が有ります。 

 

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